多摩川の辺りへ
日本全国こどもの日!
鯉のぼりが舞い、柏餅が売れ、旗がたなびき、兜と鎧は行き場を失いつつあるニッポン。
でも、世界は、兜と鎧が溢れたアブナイ情勢・・・
我が家にとってはこの日はプライベートなメモリアルデーでもある。
大空を越えて宇宙の彼方の浄土に旅立ったご先祖の日。
子どもが大好きだった彼は、選りに選ってこの日を選ぶとは・・・
久しぶりの陽光にいざなわれて川辺へ午後のお散歩。
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小魚の姿を追い、音楽に戯れ、会話に弾む人々の姿と声が溢れていた。
若者たち
家族連れ
カップル
そして、シングルの方も案外多い。
それぞれの時間が濃密に重なり合ったこどもの日の午後。
光の曳航はまだまだ高い。
堤防に腰掛けての一息を楽しむ。
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南の天空から注ぐ日差しは小鳥たちの謳歌する声に溢れていた。
暫しの堤防ウォーキングとサイクリング。
サイクリングと言ってもわずか数キロにも満たない往復距離。
橋を渡ってみる・・・
見下ろす多摩川の流れに遊ぶ人々や子犬、かなり大きな鯉の魚影が悠然と横切っていく。
西の山々の稜線に目をやるといつの間にやら太陽は帰り支度に忙しいらしい。
水面をダイヤモンドよりも鮮やかにギラギラと輝かせて存在の誇示に余念がない。
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川原に弾む子どもたちの歓声は、まだ帰る時を迎えてはいない。
この川に昇る朝陽は、
明日、何を新たに照らし出してくれるのだろうか?