2011年12月30日金曜日

1936 ドイツ生まれ

写真のバイクのことではない、
この写真を写したレンズのこと。

Hektor 13.5mm f=1:4.5 というスペック。

不思議だなーと思う。
75年の月日をまたいで、今の時代の光を映し出す。
しかも
当時は想像すらしなかったであろう、デジカメという機器を通して光を見せる。

暮れの夕方
レンズを通して時間と戯れた。



鉄馬 01

至福の時間

鉄馬 02

オートバイの歴史は1863年にフランスの発明家のルイ-ギヨーム・ペローが蒸気機関を動力とする二輪車を考案して特許を取得し、1873年のウィーン万博に出品したものがオートバイの原型と言われている。1885年、ダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフト(現在のダイムラー)により、内燃機関を搭載したオートバイが作られた。(Wikipediaより転載)

2011年12月27日火曜日

デジタル・ビューティ

晴海
今の若い方々にはどんなイメージの場所でしょう?

僕の青春の記憶では、
「日本で一番華やいだ国際展示場」です。

トーキョー・モーター・ショー
もちろん
Tokyo Moter Show のことです。
世界中の車がピカピカとその美しさとテクノロジーの覇を競う場所。

その他、家電のエレクトロニクス・ショーや繊維のジャパン・テック、食品のフードショーと毎日毎日世界へ向けて日本を発信、
また、
世界を日本に連れて来ていました。

トーキョー・モーター・ショーは晴海を離れて24年、
以来、千葉の幕張メッセで開催されてきました。

前回のあまりにも寂しいショーの衝撃を覚えています。

2008年9月15日に世界を突如襲ったリーマン・ショック(Lehman Shock)の荒波をもろに被り、
これが本当にトーキョー・モーター・ショー? と、
目を疑うほどのリセッションの現実が広がっていました。

そして今年のビッグ・サイト
晴海ではありませんが、東京に帰ってきたのです。
24年ぶりです。

昔のお祭りのような栄華とは趣を異にしながら、
しっかりと未来へのメッセージを明確に発信していました。
そして
311復興への熱いメッセージも携えて!


さて、そろそろお題に。

モーター・ショーの華はなぜか主役の車ではなく
昔からコンパニオンが決まりです。
国内でのコンパニオンのプライド最高峰とも言われるトーキョー・モーター・ショー。

今まで僕はコンパニオンを撮ることはありませんでした。

ステキな女性に目が無いのは隠しませんが、
それよりも、
その場でしか出会えない工業製品のデザインにココロも目も惹かれていたことは事実なのです。
それは、
僕の職業から来る、いたしかたない部分。


でも、今年、なんと撮ったのです、コンパニオンを。
どのメーカーも通常の展示以外に一日に何度かショー形式のパフォーマンスがあります。
笑顔振りまき踊って歌って跳ねて飛んで目線送ってと言うのが一般的です。

まったく違う趣向を見せたのがポルシェのショー・・・、レンズを向けたくなる魅力溢れるシーンが展開されました。


残念ながら、コンパニオンはここしか撮っていませんので、
そちらの趣味の御仁には楽しみは少ないですよ(笑)

視線の張力

コンポジション 1

フォーカシング・ディスタンス

メタモルフォーゼ

コンポジション 2

パッション・ブリーズ

フューチャー

2011年12月26日月曜日

冬の散歩道

太陽をじりじり感じる季節からしばらくの間が空いた。

でも、
冬の太陽の眩しさは、
その光を恋しいと思わせる誘惑に満ちている。

日陰を求めて道を左右に逃げ惑いながらの夏の日差しは、
求めていた情熱でもあるのに拘らず、
もてあましてしまう。

夏の夕暮れ時のそぞろ歩きへの誘惑は妖しげに魅力的だが、
冬のその時は、いそいそと帰り支度を強いてくる。

ここは東京、
北国のように、
ミルク色の空にあたり一面がに覆われることは滅多にない。

夕暮れの太陽と
ちょっと戯れに出かけてみた。

夏のようなコントラストは白壁と緑のマジック・ショー

影の柔らかさが冬の語り部

静寂に時の輝き

水面の冬は落ち葉のクレパスで鮮やかに染めゆきて

残照に天空の主役交代の時が移ろう

いざないの光は影で語りし