2011年12月26日月曜日

冬の散歩道

太陽をじりじり感じる季節からしばらくの間が空いた。

でも、
冬の太陽の眩しさは、
その光を恋しいと思わせる誘惑に満ちている。

日陰を求めて道を左右に逃げ惑いながらの夏の日差しは、
求めていた情熱でもあるのに拘らず、
もてあましてしまう。

夏の夕暮れ時のそぞろ歩きへの誘惑は妖しげに魅力的だが、
冬のその時は、いそいそと帰り支度を強いてくる。

ここは東京、
北国のように、
ミルク色の空にあたり一面がに覆われることは滅多にない。

夕暮れの太陽と
ちょっと戯れに出かけてみた。

夏のようなコントラストは白壁と緑のマジック・ショー

影の柔らかさが冬の語り部

静寂に時の輝き

水面の冬は落ち葉のクレパスで鮮やかに染めゆきて

残照に天空の主役交代の時が移ろう

いざないの光は影で語りし

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